もうこれ以上求人で困らない3つの裏技
こんにちは
購買心理アドバイザーの能重です。
先日開催された
「求人対策攻略法セミナー」も
無事終了し
段取りや考えていた事の
80%くらいは話せたので
良かったのかな、と思います。
いつもセミナーで話をする時は
何らかのアクシデントがあったり
その時の勢いに任せて
アドリブを混ぜながら話して
時間が足りなくなったりしているので
予定している段取りの50%くらいしか
お話しできないのですが
今回は落ち着いて話す事が出来ました。
さて、あなたのお店は
スタッフで困っていますか?
私が経営している美容室の土地柄は
東京と言っても電車が1時間に
5本くらいしか走っていない
端の田舎の方なので
人口が特に多いわけでもないですし
お洒落な街でもありません。
ですが、独立して14年になりますが
短く見積もってもここ5年くらいは
スタッフで困った事がありません。
それは私が独立当初
スタッフが集まらず散々困りながら
色々な求人媒体に出稿して
それでも人が来なくて
各媒体がなぜ人が来ないのか?
どうしたら来るようになるのか?
を研究しまくって
ある程度の攻略法を確立したからなんです。
今日はその方法のさわりの部分を
3つだけ紹介していきたいと思います。
さわりの部分と言いましたが
この事柄を気を付けるだけで
爆発的に応募が来る確率が上がりますので
是非参考にしてみてください。
ですが、初めに言っておきますが
求人に対して100%応募が来る媒体や
100%応募が来る文章はないです。
なぜかというと、これは相手(求職者)がいる事で
そのまだ見ぬ存在をコントロールする事は
現実的に不可能だからです。
なので我々経営者がやらなければいけない事は
「少しでも応募が来る確率を上げる行動」
なんですね。
だから今日ここで話す事も
100%くる方法ではなく
「確率を飛躍的に上げる方法」
とお考え下さい。
1つめ、山ほど出す
ほとんどの経営者さんが
求人を出そうとなったら
1社の広告代理店と打ち合わせをして
その1社に掲載をして
来ないかな、来ないかな・・・
と数日待ちます。
ですが、基本的にその求人文章が
一体どれだけの人に見られているでしょうか?
100人いたら10人見るか見ないかだと思います。
その見た人全員が応募してくれるわけではありません。
10人見た人の中から1人応募してくれれば
御の字でしょう。
という事はですよ、単純計算として
2つの媒体に出せば
20人に見られて2人から応募が来る
10個の媒体に出せば
100人に見られて10人から応募が来る
という計算になります。
露出を増やして
見られる確率を上げればいいだけ
なんだよ、そんな簡単な事かよ
と思いましたか?
でもそんな簡単な事をほとんどの経営者さんは
やっていないんです。
たかだか1社に掲載して応募が来るほど
世の中甘くはありません。
そういうとあなたは
「そんなにいくつも出すほど金はない」
と考えると思います。
でも調べてみれば
自治体などがやっている
無料で掲載できる媒体や
1ヶ月数千円の媒体など
格安で掲載できる媒体は
沢山あります。
そういった物を探す事も
応募の確率を上げる1つの方法です。
2つめ、違和感を出す
自分が掲載している媒体が
見られるようになったとしても
自分のお店の文章が見てもらえなければ
やはり応募の電話は掛かってきません。
では、どうしたら掲載した媒体の
数多くの会社の中から
自分のページを見つけてもらえるのか?
それは
「他社の求人と混じらない事」
です。
どの求人文章を見ても
皆同じような事が書いてあったり
同じ様な画像が並んでいたりして
どれも同じように見えます。
求職者はどの会社の求人文章を見ても
同じ様な事しか書いていないので
結局何で決めていいかわからず
給料が高い所や、勤務時間が短い所など
目で見てパッと
「自分が得できそうだな」
と思う所に応募が集まるわけです。
だからこそ他社がどんな事を書いていて
どんな画像を添付しているかなどを
まず調べてみて
その他社が掲載している物とは
明らかに違う言葉のチョイスや
テーマの違う画像、色遣いなどで
その媒体を読んでいる人に
「なんだこれ?」と
思わせなければいけないのです。
求職者は勝手に自分の会社の文章を
読んではくれません。
読んでくれないのですから
こちらから読ませに行くようなスタンスで
文章なり画像なりを考えていかなければいけないのです。
3つめ、全部書く
どの求人文章を見ていても
求職者が知りたい事ではなく
経営者本人が言いたい事しか書いていません。
だから仕事を探している人は
「そういう事が知りたいんじゃないんだよねぇ」
とあなたの文章を読むのをやめて
他のお店の文章へと目を移してしまいます。
人は「自分が知っている事は皆知っているだろう」
という心理が働きやすい生き物です。
だから求人文章を考えている時も
これは書かなくてもわかるだろうな
と思って端折っている事がたくさんあると思います。
が、その端折った部分が本当は知りたい事だった
なんて事も多々あります。
例えば飲食店で言えば
「まかないアリ」なんて
当たり前の事かもしれません。
当たり前の事過ぎて書く以前の問題だろう
と考えている経営者さんも多々います。
ですが、そう言った事って
求職者はもし面接に行ったとしても
聞きにくい事ですし
同じ時間で同じ給料であれば
ついていた方が良いに決まっています。
仕事を探している人は
そのお店がまかないがあるのかないのかなんて
お店の外や、ましてや媒体の文面からは
絶対にわかりません。
現に先日セミナーに参加された
飲食店経営者のAさんは
セミナーに参加する前に
別の場所でそういった話をちょっとして
実際にそう書いて貼ってみたら
応募が1件入ったそうです。
やっている側からしたら当たり前の事だったとしても
一般的には当たり前でなければ
それは書くべきです。
あ、まかないつければ応募が来る
という意味ではないですからね。
まかないが付くのなんて当たり前だ
そのあなたにとって当たり前すぎて
わざわざ書くほどでもない事でも
書かないと相手には伝わらない
という事なので勘違いしないように。
知らない事を知る為に、知らせる為に
そういった媒体があるのですから
知らせられる事は可能な限り
全て書くようにしましょう。
まとめ
どうでしたか?
簡単ですよね。
ほとんどの経営者さんが
簡単で当たり前すぎて
やっていない事ばかりです。
ですが仕事を探している人は
そんな当たり前な事を求めているんです。
1、色々な所の掲載して見られるようにして
2、他社よりも目立つようにして
3、全てが書いてある
この3つが出来ている会社は
驚くほど少ないです。
もう一度自分が今まで掲載してきた
文章などを無心になって読み直してみてください。
色々な事が見えてくると思いますよ。