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自分のお店に合った販促の見つけ方

 2018/01/14 売上・利益を増やしたい 布施裕之
この記事は約 8 分で読めます。 1,443 Views

販促ツールの選び方

 

販促を掛けないと売上が上がらない・・・

しかしその販促は何を使えばいいの?

と疑問に思う人は多いと思います

チラシやポータルサイト・LINEにFacebook

ハガキなどのDMに看板などなど販促の方法

は色々あります

この中から自分のお店に最適なものを

選びたいと考えますよね?

では実際にどのように選ぶのがいいのかを

考えてみましょう

例えば現在私のクライアントさんのお店の
 1つに長野の温泉街の方がいます
 
そちらのお店でも色々とチラシを撒いたりして
 いたのですが、思うような結果が出ません

 そこでネット広告を調べたところ、都内で
 あれば食べログが上位に来るのですが、そこは
 スキー場が近くて外人さんが多いです

 そのため「トリップアドバイザー」という
 サイトが非常によく見られています
 
そこでそのページを有料にしたのと、外人さん
向けなので、表記を英語のみにしました

 それだけで閲覧数は約3倍に伸びて、売上も
前年の130%ほどの伸びました
 
このように日本だから必ず日本人向けの

対策をしていくのがいい!とは限りません

販促には【意図】が必ずいります

 なんとなく流行ってそうだからコレをやって
 みようかな・・・では結果は出ません

「インスタがいいって言うからやってみたけど
 ダメだった・・・」なんて言ってる人に限って
機能の10%も使いこなせていません

 どのツールを使ってもそうですが、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
・なぜそこでそのツールを使うのか?
・そのツールの使い方は熟知しているのか?
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
この2つは最低限必要不可欠です

最近はLINE@が非常に有効なツールになって
来ています

 しかしやはり使い方が分からなければ、ただ
人を集めて終わりなのです

 まずは自分のお店の地域や属性を考慮して、
どのツールを使うのかを決める

 そして一つのツールをマスターするまで
使い続けることです

初めて直ぐに結果が出るような夢のような
 ツールは存在しません

ツールを選ぶときの意図とは?

ツールは使い方次第 だという話しですが、

その使う物によって 意図が変わってきます

例えばPOPで新規のお客さんを集めることは
出来ないですよね

 なぜなら店内に貼ってあるのを外にいるお客さん
 にはアピールすることは出来ないからです

食べログなどのポータルサイトはあくまで
新規の人を集めるものであって、再来店
を狙うわけではないですよね

 このように使うツールで売上を上げるって
目的は一緒でも意図は違ってきます

 ここまでは当たり前の話しですが、ここから
 が重要な話しです

多くの人はこの意図まではなんとなく分かって
 るはずなのに、実際には理解しきれてないこと
 があります

 と言うのは、新規を集めるはずの食べログに
一生懸命に場所の説明をでかでかとアピール
 していたりします

 あくまで新規の人は場所で来るより先にその
 お店がどんなお店なのかを知ってから
「行きたい!」
という気持ちになり、場所を調べるわけです

 なので一番にアピールするべきはどんなお店
なのかを分かりやすく説明することです

立地も確かに行く理由の一つですが、それだけ
 では立地が悪い店にはお客さんが来なくなる
 ということになってしまいます

多少の利便性が悪い所でも流行ってる店は
 いくらでもあります
 
使うツールの意図が

新規対策なのか?

再来店対策なのか?
 単価対策なのか?

によって内容を変えなきゃ
 いけません
 
1つ1つのツールの特性を知って、より効率の
 いい販促をしていきましょう

お店の商圏から販促ツールを選ぶ

販促のツールはよく考えて
使いましょう!って話しをしましたが、

それ だけでは考えてもよく分からない・・・

 という人が多いですよね

 そんな時には自分のお店の商圏や客層を考えて
 みて下さい

例えば客層が60代以上でその周りに住んでる
人ばかりの所だと、ネット上にいくら情報を
出したところであまり見られないですよね

 そんな時には折込などのチラシの方がいいです

同じ都内でも大きな会社ばかりの所と、小規模
の会社が多い所でも対策は変わってきます

自分のお店に来るお客さんが歩きなのか?
 自転車なのか?車なのか?でも変わって
 きます

歩いてるお客さんが気付く店と車のスピードで
気付く店は違って来ますよね?

 国道沿いなどの大きな道路のチェーン店を
見て下さい

 もの凄く大きな看板で遠くからでも
視認できますよね

歩いてる人には逆に大きすぎて上を向かないと
気付かないわけです

 つまりあの大きな看板は車のお客さんのため
 に作られてるってことです

 こうしてまず販促のツールを選ぶ時には自分の
 お店のターゲットを明確に決める所から始まり
 ます

「誰でもいいから来て欲しい!」という考え
 では逆に誰も気づかない販促になってしまい
 ます

 そのお客さん毎に特性が変わるので、その特性
にあった販促ツールを使うわけです

 これは場所や業態などで変わってくるので一概
にこれが正解!ってわけにはいきません

私がクライアントさんのお店に行って最初に

するのがこの特性を 掴むことから始めます

 まずはあなたのお店のお客さんの特性を確りと
掴んで、それに合ったツールを見つけ出して
下さいね

販促の必勝パターンとは?

販促は私自身のお店でも色々とやってきました

 チラシ・ポータルサイト・ハガキDM・POP
店前看板・メルマガ・LINE@などを
中心にやってきました

 これらを一つずつ試していくわけです

 しかし全てをいつまでも作り続けるのは
非常に時間が掛かります

 ところが私のお店は今では、ほぼ時間を
掛けずに販促を掛けて結果を出し続けています
 
私は1カ月間で自分のお店の販促をやる時間は
数時間しか掛けません

 それでも昨年対比3年連続で110%超え
 なのです

 ではどうやって販促に時間を掛けずに
結果を出し続けるのか?

ではどうやって時間を取らずに販促の結果を
出しているのか?

 簡単に言うと
「一度当たった販促を使い続ける」
だけです

 ん?当たり前じゃない?と思うかもしれない
 ですが、多くの人はヒットした販促をより
反応率を高めようと改善を求め続けます

 それ自体悪い事ではないですが、料理人の
多くは職人嗜好が高く、作ることに楽しみを
覚えてしまいます

言い方を変えると販促職人になってしまうん
 ですよね

文字のフォントは・・・
写真のクオリティーは・・・
紙質は・・・
色は・・・

 などなどこだわり出したらキリがないです
 だから時間が無くなるんですよ

私達は販促作成のプロではないですよね

 そうではなく、その販促の効果の目標を
決めればいいのです

例えば
 ・チラシなら1%の反応率が取れたらいい
 ・ポータルサイトから10組来ればいい
 ・POPで100円の単価が上がればいい
 といった具合に求める結果を最初に
設定をします

 そうしたら、その結果を下回らない限りは
同じ内容でほったらかしでいいのです

実際に知り合いのパン屋さんでは2年近く
同じ内容のチラシを撒いて2%前後の反応率
をキープしていました

最近1.5%を切ってきたので内容をそこで
変えたそうです

私のお店の食べログも2年以上大きく変えた
点はありません

 しかし月に80万以上の売上を出し続けています

 こうして結果が出てる販促をほったらかして
 おけば、大きく時間が作れますよね?

最終的にはその販促における

【費用対効果】

を求めればいいのです

 その費用対効果を下回らなければ

同じ販促で時間を掛けずに

掛け続ければいいのです

これが必勝パターンになっていく

わけなのです

販促はあくまで【手段】です

販促を掛けるのが【目的】では

ないです

そこを勘違いせずに上手く販促ツールを

使っていきましょう

まとめ

どの販促を使ってもそうですが、

まずは色々と「試してみる!」という

事が大事です

全てはテストなのです

テストをして結果を見て改善をする

この繰り返ししかありません

絶対に当たる販促っていうものは

この世には存在しません

全く同じチラシを撒いても地域に

よって当然結果は違って来ます

あなたのお店の最適な販促を見つけ

ましょうね

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ライター紹介 ライター一覧

ハワード ジョイマン

ハワード ジョイマン

・有限会社繁盛店研究所 代表取締役
・株式会社繁盛店研究出版 代表取締役
・繁盛店グループ総代表・コピーライター
・中小企業診断士(経済産業省 登録番号402345)

1975年 静岡県清水市生まれ(現在:静岡市清水区)

自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしていることから、小さい頃より受付台にたち、商売を学ぶ。

大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を経験。活動中は、九州松早グループの運営するファミリーマートのCMに出演。急性膵炎による父の急死により大学卒業後、清水市役所に奉職。

市役所在職中に中小企業診断士の取得を始める。昼間は市役所で働き、夜は診断士の受験勉強。そして、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの現場修行を経験。6年間の試験勉強を経て、中小企業診断士資格を取得。

取得を契機に7年目で市役所退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立。

コンサルタントとして独立後、全く仕事がなく、日々思い悩む日々を送る。食欲もなくなり病気の心配から医者の診察を受けると、「体に問題はありませんが、商売はうまくいっていますか?」と医者に商売の心配をされ、帰り道に号泣。更に、独立以前に毎月ためていた全財産が底をつく。

こうした経験から、店舗経営者でも同じように資金繰りや集客で悩んでいる方も多いことに気付く。こうした方達のサポートを通じて、業績の改善、魅力ある店舗作りのサポートにまい進することを誓う。

お笑い芸人として活動していた経験から、小売店や飲食店、美容室、整体院の客数増加や店内販売活動に、お笑い芸人の思考法や行動スタイル、漫才の手法などを取り入れることで、クライアントの業績が着実に向上していく。

こうした実績を積み上がるに従い、信奉者が増える。

独自の繁盛店メソッド「笑人の繁盛術」の考え方で、コンサルティングを行う。

発行するメールマガジンは、専門用語を使わない分かりやすい内容から、メルマガ読者からの業績アップ報告が多く、読者総数は1万人を超える

会員制コンサルティングサポート「増益繁盛クラブ」を運営。人気テレビ番組ガイアの夜明けにも取り上げられるなど注目を浴びる。これまで北は北海道から南は沖縄、そして、アメリカからも参加する方がいるなど、多くの方が実践を続けている。

コンサルタントが購読する「企業診断」(同友館)からもコンサルタントに向けた連載を依頼されるなど、コンサルタントのコンサルタントとしても活躍中。

どんなに仕事が忙しくとも毎月1回の先祖のお墓参りを大事にしている。家族を愛するマーケッター。

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