地域一番店になる5つの方法
この記事の目次
なぜ自分のお店の【ウリ】がお客様に伝わらないのか?
あなたのお店にはきっと自分なりの
お店の【ウリ】があると思います
しかし必ずしも自分が思ってるように
お客様がそのウリを理解してくれる
わけでもないです
例えば私自身も飲食店をやっていて
以前は魚をウリにしていました
それだけでも最初のうちは集客が
出来ていたのですが、徐々に
売り上げは 落ち始めました
その一つの原因が
【ウリの絞り込みの弱さ】
にありました
魚が美味しいと言っても色々です
刺身が美味しいのか?
焼魚が美味しいのか?
煮魚が美味しいのか?
産地にこだわるのか?
魚種にこだわるのか?
などなど魚と一口に言ってもこだわりや
美味しさのポイントが広いわけです
そこで私の場合は魚種を絞り
「まぐろが美味しいお店」
というコンセプトに絞りました
こうして絞り込んでからは単価は
3割上がり 売上は年々昨対110%は
伸び続けております
多くのお店がお客さんが来ない原因の
一つにこの絞り込みが出来ていない
事にあります
この絞り込みが出来てくると
USP(Unique Selling Proposition)
となります
USPとは「他社にはない強み」の事です
このUSPがあるのと、ないのでは大きく
売上が異なってきます
このUSPとは何か?
どうやって作るのか?
どうやって役に立てるのか?
を考えていきましょう!
USPを作り上げるには?
このUSPで一番有名なのは「ドミノピザ」
です
誰もが一度は目にしたことある
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「熱々でジューシーな美味しいピザをお宅まで
30分以内にお届けします。
間に合わなければ、代金は頂きません」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
という物でした
USPはただ単に商品が他所にないってだけの
ものではありません
USPをそれぞれ分解して考えると
Unique=独自→特徴
Selling=売り→強み
Propositio=提案→メリット
です
つまり
独自の特徴ある強みを作ってお客様に
メリットを与えるというものです
ではドミノピザの場合はどういうUSP
なのか?というと
特徴は「間に合わなければ無料」
強みは「30分以内にお届け」
メリットは「アツアツのピザが食べられる」
と言った具合で、つまり30分以上掛かると
アツアツのピザじゃなくなってしまう
から無料にしますという、誓約なわけです
お客さんは30分以内で来ればアツアツで
ジューシーなピザが食べられる
来なければ無料になる
というどちらにしてもメリットがある
わけです
多くのお店は【強み】だけを考えがちですが
購入するのはあくまでお客さんです
なのでお客さんがメリットを感じてもらう
事が大事なわけです
あなたのウリの商品にはお客さんが喜ぶ
メリットはありますか?
自身の商品を分解して考えて
みて下さい
飲食店でもUSPは料理だけじゃない
私のコンサルのクライアントさんに
野沢温泉でレストランをしている方が
います
そのお店では冬になるとスキーをしに
外国の方が大勢訪れます
そこに「英語のメニューがあります」
と英語で表記をするだけでUSPになる
わけです
ネット上でも英語の表記をしているので
外国のお客様から予約が絶えません
逆に我々日本人が海外に行った時の
ことを考えてみてください
日本語で「日本語のメニューがあります」
と書かれた看板があったら、それだけでも
入りたいって思いませんか?
昨日のように分解して考えると
特徴→野沢の地元食材が食べられるお店で
強み→英語メニューがある
メリット→英語メニューのおかげで注文が楽
といった具合になります
このお店は今年大躍進中で1月の
昨年対比は250万から400万円
となんと150%アップです
このお店はUSPがあったため売上が
上がるのが早かったです
是非あなたのお店にもきっとUSPがどこかに
眠っています
あなた自身がそれに気づいてないだけかも
しれないのです
あなたは魚のいない所で釣りをしていないか?
ここでもの凄くいいUSPが出来ても
ダメな場合があります
それはUSPのターゲットが定まって
いないケースです
ここで大事なのは
「自分のお店の周りには
どんなお客さんがいるのか?」
です
意外とこれを考えていないお店が多いです
お店のターゲット商圏は大体交通手段の
15分以内で考え られます
歩いて15分
自転車で15分
車で15分
といった感じです
電車もあるんですが、お店めがけて
電車で来る人は少ないので、そこは
除外した方が考えがまとまります
その交通手段の中であなたのお店には
どうやって来てるのでしょうか?
歩いて来てるのか?
自転車で来てるのか?
車で来てるのか?
この交通手段でも商圏は大きく変わって
きます
そして交通手段が解析出来たら、次に
その地域にどんな人がいるのか?を
考えます
会社が多いのか?
学生が多いのか?
住宅が多いのか?
商店街なのか?
これでもまた地域によって商圏内
の人が大きく変わって きます
こうして商圏を解析して、ターゲットを
決めていくことが大事です
なぜなら釣りに例えれば群れがいるところで
釣りをするのと、魚がいないところで釣りを
するのでは大きく結果は変わるからです
また海で釣りをするのと川で釣りをするのでは
仕掛けが変わります
つまりターゲットに合わせたUSPを
作らなければ海で川釣りの仕掛けで
釣ってるようなものなのです
あなたの仕掛けは間違っていないか?
今一度見直してみてください
ターゲットを決めるのはニーズが違うから
なぜ商圏内のお客さんの層が大事なのか?
そもそも絞り込んだ売りたいメニューの
ほとんどの場合が誰からも「欲しい!」
って思われるものはないです
なのでまずはターゲットを絞ります
男か女か?
体格は?
趣味は?
年齢は?
職業は?
家族で来るのか?
仕事仲間と来るのか?
友達と来るのか?
1人で来るのか?
など沢山絞り込む要素はあります
その絞り込んだターゲットが欲しいと思う
商品でないと当然売れないわけです
例えば東京の原宿や渋谷などの若者が
集まる街と、丸の内などのオフィスで
働く人が集まる街では当然売れるものが
変わってきますよね
つまりニーズ(欲しいもの)というのは
値域によって当然変わってきます
ここが固まっていないとUSPが響かない
結果になりかねません
他にはない強みがある商品もニーズが
なければ意味がないからです
まずはターゲットを絞り込み、
そのターゲットのニーズに
合わせたUSPを作り上げましょう!
個人店の必勝法は【USP+ニッチ】
そもそもUSPとは
「他社にない自社の強み」
を作るのが目的です
ここで気をつけて欲しいのはターゲットを
気にするあまりに、他所とやってることが
変わらなくなってしまうことです
それではUSPにはなりません
ではどうしたらいいのか?
ここで考え方の一つとして
「ニッチ」という 言葉があります
これは「隙間」という意味で、飲食店で
言えば大手があまりやりたがらない商売を
あえてやる感じです
大手飲食店の考え方は誰でも出来て、
どこでも儲かる店を作ることです
そうしたコンセプトがあるから一気に
店舗数を広げられるわけです
逆に個人店がその発想を持ってしまうと
資本力の違いから、太刀打ちできません
例えば回転ずしなどはシャリはロボットが
作ってくれるし、ネタは切れてるものを
仕入れることで、寿司屋の経験がなくても
寿司が出来るわけです
これを個人店が対抗しようとして、一皿
100円のお寿司をやったらどうなりますか?
きっと原価が圧迫して経営出来なくなります
ここでニッチな部分を攻める必要が出て
きます
例えばサバをウリとした 寿司屋さん
を作ります
チェーン店ではせいぜい1種類のサバを
おいておくのが限界です
そこであえて色々な種類のサバを
仕入れて、味の違いを楽しんでもらう
わけです
そんなニッチなお店を大手では作れないです
非常に難しいかもしれませんが、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
大手には出来ない自社の強みであり、
かつターゲットのニーズに合わせる
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
そんなUSPとニッチを組み合わせたものを
見つけるか、または作り上げて下さい
まとめ
個人店では大手のような価格競争に
巻き込まれていては勝ち目はありません
個人店は個人店の戦い方があります
是非今回のこのUSPを作り上げて大手に負けない店作りをしていきましょう
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