お客様を逃していませんか?食べログのアクセスアップのために簡単に設定できること

この記事の目次
長く「食べログ」に親しんでいる飲食店ほど要注意!
今回の話は、
「食べログ始めてみたけれど、アクセス数が全然上がらない~!」
と悩んでいる食べログ初心者の方はもちろんですが、
「うちの店はずいぶん前から食べログやっているから、まあ、アクセス数ってこんなもんだろう」
と思っている方こそ、きちんと確認していただきたいことです。
アクセスを上げるためにチェックしなければいけないことはたくさんあるのですが、まず簡単にできて、しかも重要なこと、見落とすとアクセスを逃してしまう設定項目があります。
それが、トップページの画面の下に出てくる「店舗情報(詳細)」です(パソコンだと全てのページの下に表示されますね)。
電話番号、交通手段、営業時間、定休日など、本当に基本的な項目が並んでいるのですが、その下の方を見てみると予算、支払方法(カード可不可)、席、設備などなどお店のまさに詳細な情報が並んでいます。
食べログユーザーが検索するのは「駅(地域)×ジャンル」だけではない!
では、なぜこの「詳細情報」の設定が検索にとって大切なのでしょうか?
食べログの検索の基本パターンは、「駅(地域)×ジャンル」ですよね。
ところが、実際検索してみると、非常に多くの店舗が検索結果に出てきます。スマホの検索結果画面を見てみましょう。
これは「新橋駅+焼肉」で検索したときの画面です。
ここから下にどんどんスクロールしながらよいお店を探していくのですが、店名の上のグレーになっているところの左端を見てください。この検索条件に合致するお店は全部で133件あるそうです!
4人ぐらいで焼肉行こうぜ、という新橋のサラリーマンの気持ちになってみてください。
店を選んでおいてね、と頼まれた幹事さん。メンバーの顔を思い出します。変な店を選んだら「なんでこんな店!」とブーイングを受けそうです。もう少し条件を絞って考えてみよう、と考えるのが自然です。
もう少し条件を絞って見よう、と考えるとき、真っ先に思いつくのはなんでしょうか?
パッと目につくのは、「今日行く/明日行く/日付指定」そして「予算指定」のボタンです。
お店にに行く日付と時間が決まっていれば「今日行く/明日行く/日付指定」ボタンを使って、日時を指定するでしょう。
このボタンを使って検索された結果には、ネット予約システムを利用している店舗しか出てきません。なぜなら、その日にお店や席が空いているかどうかは予約システムを通してしか正確には分からないからです。が、このお話は別の機会に書くことにしましょう。
「予算指定」というボタンもあります。
昼か夜か、そして予算の下限と上限を入れるようになっています。
幹事さんの立場に立って見ると、やっぱり予算が気になると思いませんか?
「条件変更」ボタンを押すと幹事さんが気にするこんな条件がでてきます
「今日行く/明日行く/日付指定」そして「予算指定」のボタンの他に、緑色で目立っているのが「条件変更」のボタンです。タップすると、こんな画面です。
ここにもネット予約と予算を指定できる欄が出てきます。
少し下にスクロールしてみると、「こだわり」という欄にずらずらっと薄く並んでいる部分があります。チェックを触ると、色が濃くなる仕組み。
カード可 個室 貸切可 駐車場 飲み放題 食べ放題 子供可 。。。
その下にも利用シーン、禁煙・喫煙、などなどありますし、一番下まで行くと「もっと詳しい条件から探す」なんていう更に条件を絞ることができるボタンもありますが、ひとまずこのぐらいで検索する人が多いと考えられますね。
これらの情報が表示されているのが、各店舗トップ画面の「店舗情報(詳細)」です。
予算の設定が客単価に影響するかもしれません
この「店舗情報(詳細)」ですが、大半は自分で設定することが可能です(「利用シーン」を設定することはできません)。
今度は食べログの店舗管理画面を開いてみましょう。
パソコンでもスマホでも、店舗管理画面を開くと「店舗ページ編集」という箇所(⇒PC画面では画面上の方の青いラインが入っているところ、スマホの画面では、「その他の機能を利用する」、というところ)があります。
スマホの「店舗ページ編集」をタップすると、今のところ、結局はパソコンと同じ画面が出てしまうので、ここからはパソコンの画面で説明します。
左側に「店舗ページの編集」というメニューが並んでいるなかに「詳細情報」というところが見つかるでしょうか?
そこから入って設定する項目が、食べログ画面の「店舗情報(詳細)」に主に表示されることになります。
全ての項目にちゃんとお店の情報が入っていますか?
特に「予算」。千円単位で設定することができます。
ちょっとプラスアルファの話ですが、この「予算」の設定でターゲットとなるお客様を変えることもできます。
全て平均すると2,000円台のお店だとしても、3000円台にかかるお客様も結構いるようなお店ならが、3,000円台に予算設定してみてはいかがでしょうか?2,000円台のお店を探しているお客様の検索結果から消えることで、客単価の高いお客様を集めることにつながるかもしれません。
もちろん、お店の実態と大きく異ならない範囲でやらねばなりません。かえって、クレームを呼ぶようなことになっては元も子もありませんから。
他の項目もしっかり入れておきましょう。私が経営しているお店では、「ベジタリアンメニュー」の項目にチェックが入っているのですが、それを見てやってくるお客様が結構多いです。
ユーザーの疑問に答える それは悪い口コミを避ける第一歩
検索対策に重要な「詳細情報」ですが、定休日や臨時休業なども設定することができます。お客様が知りたい情報をきちんと設定してあげることがクレームや悪い口コミを防止する第一歩でもあります。
な~んだ、と思った方。本当に大丈夫ですか?
先日見たお店は、食べ放題のお店だったのですが、、、「食べ放題」にチェックが入っていませんでした(T_T)。食べ放題にチェックを入れて検索したユーザーには見えないお店になってしまっていたわけです。もったいないですね。
それから、以前はなかった設定項目がつけ加わったりしてもいます。
よい機会なので、今すぐ、店舗詳細情報をチェックしてみてくださいね。