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「旦那や奥さんが言うことを聞いてくれない、、、涙」家族経営やパートナーとの経営がうまくいく方法

 2018/01/27 松尾恭代 社長力強化
この記事は約 10 分で読めます。 1,310 Views

家族経営で商売をやっている際に、
何か新しいことにチャレンジしようとしても
「旦那や奥さんが反対する、言うことを聞いてくれない、、、涙」
など、あなたもこのような悩みを抱いていませんか?

今日は、
家族経営やパートナーとの経営がうまくいくようになり
あなたの行動を応援してくれるようになる方法を
お話ししたいと思います。

家族経営を取り巻く環境と現状

昨日とある経営者の奥さんとお話しする機会がありました。
その方は売上も上がり、安定してきたので、今後は人を採用して、育てて
任せられるようにして、自分たちの休みを増やしたいのだけれど
どうすれば良いか?

という内容の話をしていました

旦那さんが職人で
旦那さんの仕事をできるようになる人がなかなかいなくて
とこぼしていました

採用したとしても
「あの人は仕事が雑だからダメ」
「あの人は仕事が正確じゃないからダメ」
となかなか認めてあげないそうです。

独立前は人気店で修行していて
やる気と才能のある
後輩を育てていた

それがとても楽しく
やりがいだったご主人
いざ自分の店となると
修行していた人気店との違いに
愕然としたそうです

本人はすごくこだわっていて
そういう人だからこそ独立したんでしょうけど
任せられないと

ご主人が休むときはお店を休まなきゃいけないですよね。
家族との時間がもっと欲しい

そう思っていても

ご主人がいないとお店休まなくてはいけないのなら、
そうそう家族旅行にもいけません。

何かあったときを考えると

すごく不安です。

 

いつも元気ならいいけど

保険もバッチリ掛けたくなります笑

だから人を育てたいのですね。

奥さんはそれをわかっていて
「こんなんじゃー誰採用しても一緒よ」
と言っているらしいのですが

ご主人は
やる気があって才能がある人で
真摯に学ぼう、頑張ろうという
態度を見せる人じゃないと
教えたくないそうでー

それではいつまでたっても
任せられる人
育てられません。

また、
奥さんが旦那さんより職場に遅く来て
早く帰ると

「えっ、もう帰るの??」
「俺ばっか現場で朝から晩まで真面目に働いて
お前は外で楽しく過ごしててやってらんねーな」

と機嫌が悪くなり、、。

あら、うちと一緒♡

今までも

旦那さまが言うこと聞いてくれない、とか

思うように動いてくれない  とかよく耳にします。

 

私も良かれと思って言うことを

初めから聞いてもらえず

途方に暮れていた日々もありました。

 

自分1人で考えていたときは

自分の考えなので正しくないかもしれないと言う

自信のなさがより

相手の拒絶をかっていたのだと

今では思います。

 

また、具体的な改善方法もわからなかったので

どうやってそれを克服できるかも

話ができなかったのだと思います。

 

 

それだけではありません。

逆の立場のご主人もよくいらっしゃいます

 

旦那さん側からも、奥さんがNOと行ったらNO

でそれ以上話が進まないーと言う話も良く聞きます。

 

先日お会いした経営者さんは

セミナーなどで

新しい考え方や方法をキャッチして

取り入れようとすると

いつもパートナーに反対されるんだけど

なんでだろう?と

お話しされてました。

 

せっかく一緒に経営しているのだから

同じ方向を向いて二人三脚で進んでいきたいですよね。

 

こうしよう!が通らない理由

 

いろんな理由がありますが、大きく分けるとこの5つに集約されてきます

 

自分にとってメリットのない話だから

話す内容を相手の興味あることやメリットを絡めた内容にしたほうが聞いてもらえます。

人は自分の興味あること、好きなことはどんどん情報集めて詳しくなりますが、

興味のないことは関心も示さないですよね。

あなたが伝えたいことは彼らにとっていい話なんでしょうか?

またいい話なことに気づいてもらえてるでしょうか?

 

自分にとってのいい話でも相手がいい話でないと思ったら

なかなか話すら聞いてもらえないですし

ましてや行動までは変えてはくれないでしょう。

 

また、あなたが「すごいんだよ」と熱狂していればしているほど

相手は冷静なので、滑稽に写ります。

特に懇親会まで出席して、1人盛り上がって帰ってきたら尚更です。

 

またどこかで変な話聞いてきたと逆に心配されて

じっくり話を聞く前に却下!とされてしまいます。

 

 

言ってる事が理解出来ないから

 

あなたが言っていることは

相手が理解できる内容でしょうか?

自分の世界での常識は相手の非常識である可能性もあります。

 

いい話を聞いた時も

自分の中にそう思える土台、経験や感じたことがないと

腑に落ちないし

腑に落ちないと行動まで結びつきません

 

この腑に落ちる、って結構人によって

違うのでたとえ夫婦でもパートナーでも

同じ話を聞いて、同じように感じない場合が多いです

 

同じことを経験していても

それをどのように感じるかは人それぞれで違います。

 

自分がなぜ、そのことをしようと思っているか、

エピソードなどがあればそれを話して

どうしてそうした方がいいのか、しっかり話し合うことが必要です。

 

また、相手が尊敬している外部の人に言ってもらうことができれば、

とても有効です。

 

それと、なんどもいろんな機会でいろんな人から話が出ると

この間も誰か同じようなこと言ってたな?と気に留めてくれるようになります。

 

少し時間かかりますけどね。

 

腑に落ちなくても行動だけ、とにかくまずやろうとやってみて

結果が出れば腑に落ちてきます

 

面倒だから

人は習慣に生きるものです。

今までの経験でしてきていることは当たり前のようにできるけど

新しいことを始めるのには変えようという意識を持ち続けないと続きません

 

 

常に自分の力を誇示したいから

これは特に男性でご年配に多いのですが

肩書きとか上下関係を気にする方がこのような態度をとります

こういう方は自分より下と思う相手の意見を全く聞き入れようとしません

親子で経営されている方でお父様が社長なんて場合はよくあります

うちもお義父さん怖かったです

この場合は、黙って結果を出すしかありません。

 

そもそも信頼関係は?家族だからこそ

相手との約束は守ってますか?

人を変えるのは大変です。自分はどうですか?

決めたことできてますか?

自分は自分でしか変えることはできません。

 

 

こうしよう!を実現するためにどうしたらいいか?

 

相手のメリットを新しい取り組みに盛り込みましょう

これをすればこんないいことがあるよ、あるかもよ。
このやり方で始めれば、リスクが少ないよ。
こんなことをすると、あなたにこれだけのことを与えられるよ。など

 

交換条件でもOK

私は〇〇するから、その間にあなたは〇〇してくれる?
あなたに〇〇をあげるから、私に〇〇ちょうだい。

 

盲目的に誰か1人の言葉を信じた話をしない

誰それさんが言っていたから、、、は反対される可能性大です

いろんな話を聞いた上でこうだと自分で考えたというスタンスでいることが重要です

大事に思うからこそ、心配してしまいます。

 

相手の態度をよくみて、ご機嫌な時に話す

無駄に言い争いをなくすためには必要です。
いつもご機嫌なご主人や奥様なら必要ないですが
大抵は、何かにつけて「最悪」といい
自分のご機嫌を取れていない人が多いです

私はどこか美味しいものを2人で食べに行ったり
家で、好物を作ってあげて、喜んでいるときに
言ったりします

 

信頼関係を再構築していきましょう

なんでも相手のいいなりになることはありません
相手を幸せにしてあげることです

 

態度

挨拶は自分から、明るく笑顔で対応する、プライドを傷つけない、大切に扱う

販売スタッフでとても笑顔の素敵な主婦パートさんがいます。
ある日、あるお客様に対してだけ、やたら感じが悪く
仏頂面で対応しているのが気になりました。

他のお客様にはいつも通り笑顔だったので
そのスタッフに
「さっきのお客様もしかして旦那さま?」と聞いてみました。

「はい、そうです」と彼女は答えました。

「どうしてあんなにツンケンしてるの?喧嘩でもしてた?」

と聞いたところ

「いいえ、旦那に笑顔を作る必要ありますか?」

と言われました。

いえいえ、他のお客様もいるので
1人だけ変な対応はおかしいでしょ?
普通のお客様と同じ対応してねー。と彼女には話しましたが、

世の中ってそうなんですね。

釣った魚には餌あげないみたいな
家族だから、なんでも自分の味方だーという勘違い。

だから、いつも明るく笑顔で接してくれる奥さんや旦那さんがいたら幸せじゃないかと思うんです。

 

言葉

常に相手をたてる、褒める、尊重する、家でも、店でも悪口を、絶対言わない
どうしても言いたいときは独り言か実家で。

最近はお母さんがお父さんが仕事で遅いのを子供達に愚痴ったりするそうで
そうすると、子供達にはお父さんは悪い人という認識を植えつけてしまいます。

知り合いのママさんは子供が小さい時から
「パパはいつも世の中の困っている人を助けているからいつもおうちにいないんだよ」
と言い続け、その子供は将来の目標を
「パパみたいなヒーローになる!」と言っているそうです。

たまにしかパパが帰ってこなくても、帰ってくると大歓迎!
ヒーローに会えた!ぐらいの熱狂ぶりだそうです。

いつもいないから懐かないんだよねーってのは
大抵いないときになんか言っちゃってますね。

旦那さんからしたら
家族のためにお仕事頑張って家にいないわけで、

いなくてもこんな家庭を作って守ってくれる奥様、
そんな奥さんだったら、感謝するしかないですよね。

 

行動

まずこちらから信じる,なくてはならない存在になること

物事に前向きに取り組む,自分が結果を出す

言葉と態度で相手になくてはならない存在に自分がなることです
あなただからよかった、あなたでよかったと相手に思わせましょう

相手に信じてもらうには
信じてくれという前に
自分が相手を信じることです。

 

相手がどんな態度でも諦めないで続ける

無視されたり、うるせーなと言われたりもします…
気にしません!

 

自分がなぜ、そのことをしようと思っているか

エピソードなどがあればそれを話して

どうしてそうした方がいいのか、しっかり話し合うことが必要です。

 

情熱的になっても

感情的にならずに

 

少しずつ

少しずつでも

相手の理解度を確かめながら

自分もこれでいいのか?常に考えながら

 

役割分担を決めて

お互いを励まし合い

行動し続ける

 

2人ならできる

2人だから出来る

家族だから出来ることを楽しみましょう

 

みんなの向かう方向が一緒なら

人数多い方が一気に進みます

1人経営者にはなかなか出来ないことを

家族なら、夫婦なら出来るんです

 

経営者は孤独です

でも、家族やパートナーとの経営は

本来とてもこころ強いはず

 

私も

今では

全てをOKはもらえないけれど

 

一緒に考えてくれたり

一緒にスタッフを説得してくれたり

どうやったら

もっとうまくいくだろうと悩んでくれるようになっています。

 

きっと、腑に落ちているんだと思います。

 

口先だけよりも

実際に自分で動いて結果を出していくと

変わります。

 

一緒に頑張っていきましょう!

松尾恭代

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ライター紹介 ライター一覧

ハワード ジョイマン

ハワード ジョイマン

・有限会社繁盛店研究所 代表取締役
・株式会社繁盛店研究出版 代表取締役
・繁盛店グループ総代表・コピーライター
・中小企業診断士(経済産業省 登録番号402345)

1975年 静岡県清水市生まれ(現在:静岡市清水区)

自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしていることから、小さい頃より受付台にたち、商売を学ぶ。

大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を経験。活動中は、九州松早グループの運営するファミリーマートのCMに出演。急性膵炎による父の急死により大学卒業後、清水市役所に奉職。

市役所在職中に中小企業診断士の取得を始める。昼間は市役所で働き、夜は診断士の受験勉強。そして、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの現場修行を経験。6年間の試験勉強を経て、中小企業診断士資格を取得。

取得を契機に7年目で市役所退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立。

コンサルタントとして独立後、全く仕事がなく、日々思い悩む日々を送る。食欲もなくなり病気の心配から医者の診察を受けると、「体に問題はありませんが、商売はうまくいっていますか?」と医者に商売の心配をされ、帰り道に号泣。更に、独立以前に毎月ためていた全財産が底をつく。

こうした経験から、店舗経営者でも同じように資金繰りや集客で悩んでいる方も多いことに気付く。こうした方達のサポートを通じて、業績の改善、魅力ある店舗作りのサポートにまい進することを誓う。

お笑い芸人として活動していた経験から、小売店や飲食店、美容室、整体院の客数増加や店内販売活動に、お笑い芸人の思考法や行動スタイル、漫才の手法などを取り入れることで、クライアントの業績が着実に向上していく。

こうした実績を積み上がるに従い、信奉者が増える。

独自の繁盛店メソッド「笑人の繁盛術」の考え方で、コンサルティングを行う。

発行するメールマガジンは、専門用語を使わない分かりやすい内容から、メルマガ読者からの業績アップ報告が多く、読者総数は1万人を超える

会員制コンサルティングサポート「増益繁盛クラブ」を運営。人気テレビ番組ガイアの夜明けにも取り上げられるなど注目を浴びる。これまで北は北海道から南は沖縄、そして、アメリカからも参加する方がいるなど、多くの方が実践を続けている。

コンサルタントが購読する「企業診断」(同友館)からもコンサルタントに向けた連載を依頼されるなど、コンサルタントのコンサルタントとしても活躍中。

どんなに仕事が忙しくとも毎月1回の先祖のお墓参りを大事にしている。家族を愛するマーケッター。

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