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一点突破?人海戦術?

こんにちは

購買心理アドバイザーの能重です。

あなたのお店ではどんな集客をしていますか?

 

集客の方法はたくさんありますが

よくクライアントさんから

「どんな集客方法が一番いいですか?」

と聞かれる事があります。

 

でも私からしたら

その質問自体がナンセンスです。

 

そもそもその質問から考えられる事は

「一番いいのを聞いてそれをやろう」

という考えからくるものですよね?

 

ですが、どんなに優れた媒体があったとしても

それ1つに依存するのは

経営をしていく上で非常にリスクが高いのです。

 

1つの集客方法に依存するリスク

1つの媒体に依存すると

上手く行っている時はいいですが

そうでなくなると一気にお店は

立ち行かなくなります。

 

インターネットが主流になったこの時代

物事が進んでいくスピードは

過去の3倍から5倍だそうです。

 

その中で新しいサービスが出ては

古いサービスが消えていく世の中に

なりつつあります。

 

別に新しい物が全ていい

と言っているわけではないので

その辺は誤解しませんように。

 

10年前は町中に写真屋さんがあり

カメラで撮ったフィルムを現像に出しに行き

後日それを受け取りに行きましたが

デジカメとプリンターの進化により

今では誰でもキレイな写真が

現像したいと思ったら

数十秒後には写真となって

手元に印刷する事が可能になりました。

それによって写真屋さんは

どんどん潰れていきました。

 

スマホやタブレットの進化で

本も紙の物を買うのではなく

データとして落とすものが増えてきています。

 

実際に私が経営している美容室でも1年ほど前に

お客様にお待ちの間に読んでいただく雑誌は

全てタブレットに変えてしまいました。

こうなると本屋さんもなくなっていきます。

 

音楽もパソコンやスマホで

ダウンロードする時代になり

CDという物が必要なくなってきました。

 

そうやって今当たり前にある物が

どんどんなくなっていく時代に入っています。

 

これからの時代の攻略法

だからこそこれからは

1つの物に依存せずに

複数の媒体を常に同時進行で回し続け

どの媒体からでも

ある一定数集客できるような

スキルを身につけていかなければいけません。

 

1つの媒体で毎月100人集客が出来ていて

安心している経営者さんと

5つの媒体から各20人づつ

合計で100人集客できる経営者さんがいたとします。

 

どちらも同じ毎月100人ですが

この内容は大きく変わってきます。

 

1つの媒体で100人集めている法は

その媒体に代わる更に優れた媒体が出てきたり

その媒体の会社自体がなくなって

その媒体を扱う事が出来なくなってしまえば

一気に100人のお客様を失う事になります。

 

そして今までそれしかやってこなかったので

他の媒体を試してみようにも

なかなか上手く行きません。

 

ですが5つの媒体から集めている方であれば

1つの媒体が使い物にならなくなっても

月に減る人数は20人で

まだ他の媒体から80人は

集め続ける事が出来ます。

 

そして様々な媒体を扱っている事から

また新たな媒体が出てきても

柔軟に取り入れる事が出来ます。

 

そうする事で80人集め続けている間に

また更に20人増やす為の

新しい媒体を見つける事が出来る様になります。

 

更に多媒体で掲載をしていると

もっと良い事が起こります。

 

それは認知度の広さです。

1つの媒体しか扱っていない方は

その媒体を見られなければ

そのお店は存在していないのと

同じになってしまいます。

 

広告はいたる所にありますが

それは全ての人が全ての広告を

見ているわけではありません。

 

テレビを見ない人は

テレビでやっているCMは見れませんし

雑誌を見ない人は雑誌の広告は見れません。

電車通勤でない人は

中づり広告を見る機会はほとんどないでしょう。

 

だから単媒体だと

見てもらえる人には毎回見てもらえるけど

見てもらえない人には

一切見てもらえないのです。

 

ですが多媒体の広告を出している人は

かなり守備範囲が広い上に

例えばテレビで見た商品が

雑誌に出ていた時に

「あ、これこの間テレビで見たやつだ」

と更に意識を向けられやすくなります。

 

結果として毎月の売上の結果が

現時点では変わらなかったとしても

今後何かあった時にリスク回避ができるのは

明らかに後者の経営者です。

 

是非今行っている販促にこだわらず

広く浅くでもいいので

沢山の媒体に掲載する事も考えてみましょう。

 

 

 

 

 

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ライター紹介 ライター一覧

ハワード ジョイマン

ハワード ジョイマン

・有限会社繁盛店研究所 代表取締役
・株式会社繁盛店研究出版 代表取締役
・繁盛店グループ総代表・コピーライター
・中小企業診断士(経済産業省 登録番号402345)

1975年 静岡県清水市生まれ(現在:静岡市清水区)

自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしていることから、小さい頃より受付台にたち、商売を学ぶ。

大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を経験。活動中は、九州松早グループの運営するファミリーマートのCMに出演。急性膵炎による父の急死により大学卒業後、清水市役所に奉職。

市役所在職中に中小企業診断士の取得を始める。昼間は市役所で働き、夜は診断士の受験勉強。そして、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの現場修行を経験。6年間の試験勉強を経て、中小企業診断士資格を取得。

取得を契機に7年目で市役所退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立。

コンサルタントとして独立後、全く仕事がなく、日々思い悩む日々を送る。食欲もなくなり病気の心配から医者の診察を受けると、「体に問題はありませんが、商売はうまくいっていますか?」と医者に商売の心配をされ、帰り道に号泣。更に、独立以前に毎月ためていた全財産が底をつく。

こうした経験から、店舗経営者でも同じように資金繰りや集客で悩んでいる方も多いことに気付く。こうした方達のサポートを通じて、業績の改善、魅力ある店舗作りのサポートにまい進することを誓う。

お笑い芸人として活動していた経験から、小売店や飲食店、美容室、整体院の客数増加や店内販売活動に、お笑い芸人の思考法や行動スタイル、漫才の手法などを取り入れることで、クライアントの業績が着実に向上していく。

こうした実績を積み上がるに従い、信奉者が増える。

独自の繁盛店メソッド「笑人の繁盛術」の考え方で、コンサルティングを行う。

発行するメールマガジンは、専門用語を使わない分かりやすい内容から、メルマガ読者からの業績アップ報告が多く、読者総数は1万人を超える

会員制コンサルティングサポート「増益繁盛クラブ」を運営。人気テレビ番組ガイアの夜明けにも取り上げられるなど注目を浴びる。これまで北は北海道から南は沖縄、そして、アメリカからも参加する方がいるなど、多くの方が実践を続けている。

コンサルタントが購読する「企業診断」(同友館)からもコンサルタントに向けた連載を依頼されるなど、コンサルタントのコンサルタントとしても活躍中。

どんなに仕事が忙しくとも毎月1回の先祖のお墓参りを大事にしている。家族を愛するマーケッター。

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